冬風邪とは?症状から治し方まで詳しく解説
毎年秋や冬になると風邪に悩まされ、仕事も休んでしまう時があるためどうにかならないかと悩んでいる人はいませんか?
この記事では、冬風邪の症状から治し方まで詳しく解説します。
冬風邪とは?

冬風邪とは、医学的な病名ではなく冬に流行しやすい風邪の総称です。原因は、コロナ、ライノ、RSなどの200種類以上のウイルスがあります。
例えば気象庁の過去の気象データ検索で群馬県前橋市の平均気温を見てみると、2025年1月は3.7度、2025年8月は26.8度と、冬には大きく気温が下がっているのがわかります。
寒さや乾燥がひどくなると人間の免疫力の低下に加えウイルスが活発化するなど、風邪のウイルスにも感染しやすくなるのです。
冬風邪の原因
寒い季節になるとかかりやすい冬風邪になる原因は次の通りです。
| 項目 | 概要 |
| 乾燥 | 湿度が低下し鼻や喉の粘膜が乾燥することでウイルスが侵入しやすくなる |
| 気温の低下 | 気温や湿度が低い環境では血管が収縮して粘膜の防御機能が落ちる(寒さが直接ウイルス感染を引き起こすわけではない) |
| ウイルスの活発化 | 乾燥した環境は、ウイルスを空中に漂いやすくし、活発化させる |
例えば気象庁の過去の気象データ検索で、群馬県前橋市の相対湿度の平均を見ると、2025年1月は54%、2025年8月は72%で、冬の方が乾燥しているとわかります。
このように冬風邪になる原因は、冬の環境がウイルスにっとて過ごしやすい条件だからです。
そのため、乾燥対策や寒さ対策を意識しておくことで冬風邪の予防ができたり、屋内環境を快適に調整できたりするでしょう。
冬風邪の症状
冬風邪の主な症状には以下のようなものがあります。
| 時期 | よく現れる症状 | 受診条件と科 |
| 感染直後〜初期(発症後1〜3日以内) | ・のどのいがらっぽさ ・のどの軽い痛み ・鼻の不快感(鼻閉・鼻水) ・くしゃみ ・だるさ(軽度) ・発熱(軽度) | ・日常生活に支障がなければ様子見 ・持病があれば内科に受診 |
| 中期(発症後3〜5日) | ・鼻水や鼻づまりが本格化し、通常の熱は下がり始めます。鼻水は、透明→粘液状に変化 ・咳や軽い痰 | ・高めの発熱(38℃以上)、息苦しさ、胸の痛み、持続する咳の症状があれば、単なる風邪ではない可能性があるため、呼吸器内科か内科を受診 |
| 後期(5日〜10日以降) | ・鼻水や咳は残りますが、回復に向かいます。 ・残っただるさもこの時期には回復して良くなる傾向です。 | ・10日以上症状が改善しなかったり咳が2週以上続いたりする場合は、百日咳やマイコプラズマなど、風邪でない可能性が高いです。 ・痰が変な色(黄緑・血が混じる)の場合は、内科を受診 |
またどの時期においても、高熱(38〜40℃以上)、強い倦怠感、呼吸困難、胸痛、意識の混乱、脱水、痙攣などの症状が見られたらすぐに内科、呼吸器内科、救急外来に連絡して受診しましょう。
冬風邪の治し方
冬風邪の基本的な治し方は次の通りです。
- 他の人に感染させないよう自宅で安静にする
- 十分な水分摂取をする
- 必要な場合は、症状を和らげるために市販薬を使用する
また薬局で購入できる市販薬には次のような種類があります。
| 項目 | 薬の成分 | 概要 |
| 鼻閉改善薬、 | ・塩酸プソイドエフェドリン など | 鼻の通りをよくする |
| 抗ヒスタミン薬 | ・クロルフェニラミン など | 鼻水を抑えられることがある |
| 生理食塩水の鼻腔スプレー | ・生理食塩水 ・塩化ナトリウム など | 乾燥した粘膜を保湿、加湿する |
| 解熱鎮痛薬 | ・アセトアミノフェン ・イブプロフェン など | うずきや痛みを緩和し、発熱を抑える |
| ・去たん剤(たんが絡む咳の場合) | ・アンブロキソール ・カルボシステイン・ブロムヘキシン など | ・粘液をやわらかくしたんの切れをよくすることで、たんを出しやすくする。 |
| ・咳止め薬 | ・デキストロメトルファン ・ジヒドロコデイン など | ・咳中枢を抑えて、咳自体を止める。 |
自分の症状に合った市販薬を活用し、症状が長引く場合や悪化する場合は早急に受診しましょう。
冬風邪を予防するには?

画像出典:厚生労働省「国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)」
冬風邪を予防するには、以下のことが役立ちます。
- 手洗いとうがいを徹底する
- マスクを正しく着用する
- 咳やくしゃみをする時はティッシュペーパーやハンカチで口を覆う
- 症状がある場合家族と別の部屋で眠る
- 必要あれば学校や仕事を休む
- 共同で使用している物品を消毒する
自分が風邪にかからないようにするだけではなく、かかってしまった場合に周囲の人に感染させないように配慮することも重要です。
冬風邪の疑いを持ったら多聞内科クリニックにご相談ください

自分が冬風邪ではないかと感じたら、多聞内科クリニックにご相談ください。
冬風邪を重症化させないためにも、気になる症状があれば無理をしすぎず早めに受診をして治療に取り掛かるのが大切です。
多聞内科クリニックについてもっと詳しく知りたい方は、次のページもごらんください。
まとめ
冬風邪とは、医学的な病名ではなく冬に流行しやすい風邪の総称です。
この記事も参考にして冬風邪を予防し、疑わしい症状があれば早期に受診してみてください。